Pythonプログラミングに適したノートPCスペック

PC

Pythonプログラミングを始めるために、高性能なPCを持つことは必要ありません。特に、がっつりプログラミングを行うわけではなく、ストレスなくプログラムを書きたいという方々にとって、過不足ないスペックを選ぶことが大切です。

この記事では、Pythonプログラミングに必要なPCのノートスペックについて詳しく解説します。また、私自身が購入したPCの紹介と感想も紹介します。

必要なスペック

パソコン選びで最も重要なポイントはCPUとRAMだけはしっかり選ぶことです。

ストレージはSSDを選ぶとアプリやOSの起動が早くなり、ストレスが減ります。

Core i5以上のCPUと16Gb以上のRAM、SSDを搭載したPCであれば他の性能は見なくてもいいレベルで、これらのパーツがパソコンの性能を大きく左右します。(重いゲームをする場合はGPUが必要になります。)

ここまで条件を絞ってから重さ、画面の大きさ、バッテリー持ち、価格のバランスが良いものを選ぶと良いでしょう。

CPU (中央演算処理装置)

Pythonプログラムを実行するためには、CPUの性能が一定程度必要ですが、高性能なCPUは必要ありません。一般的なPythonコードの実行では、Intel Core i5プロセッサを搭載したノートPCは十分な性能があります。数万~百万行程度のデータ処理は問題なく行えます。特に、Pythonの基本的な操作や小規模な開発を行う場合、i7プロセッサは不要です。コストを抑えつつ快適にPythonを実行できるPC選びにはi5プロセッサ搭載のPCを選ぶとよいです。

RAM (メモリ)

RAMはプログラミングにおいて非常に重要な要素です。不十分なRAMを搭載したPCでは、プログラムを実行する際にパフォーマンスが低下します。Pythonを快適に動かすためには、最低でも8GBのRAMが必要です。しかし、できれば16GBのRAMを搭載したPCを選ぶことをお勧めします。8GBではコードを実行しつつ、エラー発生時に検索を行っていると処理が重くなり、スペック不足を感じることがあります。CPU性能が高いPCでは8GBで十分な場合もありますがi5プロセッサを選ぶ場合にはRAMは16GBを選択すると安心です。8GBでも動かないわけではないですが、16GBのRAMを選択することで、複数のアプリを同時に実行したり、大規模なデータ処理などもスムーズに行うことができます。

ROM (ストレージ)

ストレージは必ずSSDを選ぶべきです。HDDに比べて起動時間やアプリケーションの読み込み速度が大幅に向上します。容量はPythonの実行においてはあまり気にしなくても大丈夫です。ただし、ノートPCは後から容量を増やすことが難しいため512GBのSSDがあると良いと思います。

自分が買ったPCの紹介と感想

私自身も当時持っていたノートPCでPythonの学習を始めました。以下は私が選んだPCの紹介と感想です。

Inspiron 7306 2-in-1

DELLのInspiron 7306 2-in-1を使用していました。

低価格で高性能なPCが手に入るコスパとパーツ構成の柔軟性、信頼性からDELLのPCを選びました。

主な性能を記載します。

  • CPU: 第11世代インテルCore i5-1135G7
  • RAM: 8GB
  • ストレージ: 512GB SSD
  • OS: Windows Home、64ビット
  • バッテリー容量: 60 Wh

数万行程度のデータ処理は問題なく実行できます。アプリの起動も早く、Pythonプログラミングを始めるには十分な性能があります。

しかし、複数アプリを同時に起動すると明らかに処理が遅くなります。特にDockerを起動すると動作はほぼ不可能となり、Pythonを業務レベルで使う人には物足りないスペックです。業務用で使う可能性がある人はRAMが16GBあるPCを選ぶのが無難です。

まとめ

Pythonプログラミングを始めるために高性能なPCを購入する必要はなく、中程度のスペックでも十分です。予算を抑えつつ、ストレスなくPythonを実行するために抑えるポイントは

  • CPU: Core i5
  • RAM: 16GB
  • ストレージ: SSD 256 or 512GB~

これだけは必ず抑えるようにしましょう!

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