プロスピフェスタでエナジーを割るメリットを調査します。
プロスピフェスタではA、Bランク契約書を多く獲得することができるため、特守や特訓素材の確保に適したイベントです。
自操作することで獲得チケット数が増えるため、試練との相性が良いイベントです。
当記事ではエナジーを割くことで、福引から手に入れることができるアイテム数を調査してカリキュレーターを作成します。
プロスピフェスタの進め方
試合は全て自操作で行いました。
集計方法
周回することを考えるので、自然回復や累計報酬は無視します。
福引の確率
福引のBOXの1~6等の確率を集計します。
特定の等級が出た回数を、引いた総数で割った値を確率として採用します。
i等の確率は以下の通りに求めます。
福引の試行回数\(N\)
i等が出た回数\(n_i\)
i等の確率\(p_i\)
\(p_i=n_i/N\)
消費エナジー
消費エナジーは試合数とします。
1エナジー当たりの獲得チケット
次に、1エナジー消費した時に何枚の福引チケットを獲得できるのかを計算します。
今回は自操作は必ず成功するとして、1試合あたり6枚の福引チケットを獲得するとします。
1エナジー当たりの獲得アイテム
福引の確率と1エナジー当たりの獲得チケットが分かれば、1エナジー当たりに獲得できるアイテムの期待値を求めることができます。
1回福引を引くのに福引チケットは5枚必要ので1エナジー当たりの獲得チケットを5で割った値だけ福引を引くことができます。
得られた値に福引チケットの確率をかけることで1エナジー当たりの獲得アイテムの期待値が分かります。
1エナジー当たりの獲得チケット数\(t_e=6\)
1エナジー当たりの福引回数\(n_e=t_e/5=6/5\)
1エナジー当たりの獲得アイテムの期待値\(E_i\)
\(E_i=p_i \times n_e=\dfrac{6}{5}p_i\)
実質消費エナジー
1エナジー当たりの獲得アイテムの期待値は分かりましたが、福引には4等にエナジーが含まれています。
そのため、1エナジー消費しても、4等の期待値だけエナジーが返ってきます。
そこで、1から4等の期待値を引いた値で、4等以外の等級の期待値をそれぞれ割ります。
これにより、実質消費エナジーあたりの各等級の期待値が分かります。
実質消費エナジー\(\hat{e}=1-E_4\)
1エナジー当たりの獲得アイテムの期待値(実質)\(\hat{E_i}\)
\(\hat{E_i}=\dfrac{E_i}{\hat{e}}\)
結果
1エナジー使った時に帰ってくるエナジー数を表すエナジー還元率は\(E_4\)なので
エナジー還元率 : 0.345
エナジー還元も考慮した1エナジー当たりの獲得アイテムの期待値\(\hat{E_i}\)は以下の通りです
- S契約書 : 0.002
- A契約書 :0.032
- B契約書 :0.169
- スカウトP :56
- コイン :54
以上の期待値は921連の結果ですが、今後も更新していきます。
周回していいのか?
10連分の250エナジー消費した時、Bランク契約書42枚、Aランク契約書8枚、Sランク契約書0枚獲得することができます。
Sランク契約書の確率は非常に低く、Sランクを入手する目的での周回はおすすめできません。
しかし、A、Bランクの契約書は多く獲得することができるため育成目的での周回はおすすめです。
獲得アイテム推定
消費エナジーを入力すると獲得アイテムの推定値が表示されるサイトを作成しました。
こちらからアクセスすることができます。